北海道のニセコ町をご存じでしょうか。
冬のリゾート地で、スキーやスノーボードが楽しめる観光地として有名です。
「極上のパウダースノー」と呼ばれているサラサラの雪質が人気の理由で、冬場は世界各国から人が集まります。
ここまで読むと、ニセコは冬がメインの場所だと思うかもしれませんが、今回は秋のニセコについて紹介したいと思います。
あまり秋のイメージはないかもしれませんが、秋のニセコも最高なんです。
そんな秋のニセコで、絶対に訪れるべきスポット「神仙沼」についてご紹介します!
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神仙沼とは
ニセコ山系の中では最も美しく、神秘的な沼と言われています。
海抜750m以上の高原に位置し、多くの湖沼や湿原が広がっているので、トレッキングスポットとして人気のある場所です。
四季折々でその魅力は異なり、それぞれの季節に訪れたくなる魅力があります。
わたしが10月の半ばに訪れた際は、北海道の紅葉のピークは残念ながら終わってしまっていましたが、かすかに色付く木々の様子は見ることができました。
神仙沼の場所とアクセスは?
神仙沼へは、公共交通機関でのアクセスがないので、車かバイクでしか行くことができません。
JRニセコ駅から岩内町までの「ニセコパノラマライン」と呼ばれている道道66号線のドライブルートを通りながら行くことができるので、道中のドライブも楽しむことができます。
特に、紅葉シーズンはとても綺麗です。
入口のすぐ近くに駐車場があるので、車から降りたらすぐにトレッキングを開始できます。
また、駐車場の横にはレストハウスもあるので、トレッキング後の疲れを癒せます。
わたしは、トレッキング前の雨宿りとしてレストハウスに立ち寄りましたが、お土産コーナーや飲食が充実していて、とても快適に過ごすことができました。
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いざ、トレッキング開始!
神仙沼入口と書いてある看板を頼りに、森の中へ入っていきます。
道は舗装されており、板の上を歩くので、特別なシューズや服装でなくても十分歩くことができます。
しかし、歩いても歩いても抜けない山道。
すれ違う人々に「まだまだあるよ!」と励まされ、歩いていきました。
やっと視界が開けたときに、広がっていたのは一面の黄金世界!
まるで黄金の絨毯のように、辺り一面を覆いつくしています。
この時点で、歩いた甲斐があった!と感動していました。
しかし、感動するのはまだまだ早かったです。
そこからしばらく続くこの光景。
いつまで見ていても、全く飽きません。
そこから少し歩くと、もっと辺りが開けて、周りの木がなくなりました。
まっすぐ続く一本道。
歩いているだけで、まるで絵画の中にでもいるような気分になりました。
そしてついに、スタート地点から歩くこと20分弱。
ようやくたどり着きました。
こちらが神仙沼です!
沼一面が見事な鏡張りで、思わず「すごい!」叫んでしまいました。
雲まで綺麗に水面に反射していて、本当に絶景でした。
(欲を言うなら、もう少し晴れている日に見たかったですが、、。)
この日は少し雨が降っていたので、曇り空でしたが、十分綺麗な景色を見ることができました。
帰りは、来た道と別の湿地帯を歩きましたが、そこがまた綺麗!
神仙沼ほど大きくはありませんが、その小ささにはまた別の良さがありました。
秋の神仙沼は神秘的!
景色を楽しみながら歩いていたので、疲れやしんどさは全く感じることなく、最後まで楽しいトレッキングでした。
北海道の自然の壮大さを全身で感じることができ、ニセコの中で行ってよかった場所ナンバーワンになりました。
神仙沼は、秋だけでなく、一年中どの季節でも楽しめる場所になっているので、次はぜひ別の時期に行ってみたいなと思います。
ニセコを訪れた際は、ぜひ訪れてみてください。
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