奈良県吉野郡にある天川村という場所をご存じでしょうか。
奈良県の中部に位置し、世界遺産にも登録されている「紀伊山地の霊場と参詣道」のメインとなる修験の山、大峰山がある自然豊かな場所です。
キャッチコピーは「天の国」「木の国」「川の国」。
その名の通り、美しい自然と文化が残り、どこか昭和らしい懐かしくなるような村です。
今回は、わたしが実際に行って感じた天川村のおすすめをご紹介いたします。
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まるで関西の軽井沢!洞川温泉
天川村の主要観光地として、洞川温泉があります。
洞川温泉は、大峰山から発し、熊野川の源流ともなっている山上川のほとりに位置し、その標高は820mに及びます。
標高の高さから、平地よりも平均気温が5度低くなっており、「関西の軽井沢」と呼ばれ、避暑地として親しまれています。
旅館や民宿が約20店舗、お土産屋や陀羅尼助丸を販売しているお店が13店もあります。
陀羅尼助丸(だらにすけ)とは、1300年前から親しまれている胃腸の薬です。
大峰山の開祖がその製法を教え伝えたと言われ、古来から副作用のない自然の製薬として親しまれ、全国で愛用されてきました。
わたしも幼いころから腹痛の際に使用していますが、効果抜群なので、ぜひ洞川にお越しの際は試してみてくださいね。
絶品!鮎の塩焼き
温泉街をぶらぶらしていると、美味しそうな魚の塩焼きを発見!
魚の種類はいろいろありましたが、わたしは鮎の塩焼きをチョイス。
塩加減もちょうどよく、とても美味しい塩焼きでした。
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面不動鍾乳洞
天川村には、鍾乳洞もあります。
鍾乳洞へは徒歩20分ほどで到着しますが、トロッコで行くことも可能です。
トロッコからの景色も綺麗で、道中も楽しみながら行けるので、ぜひ利用してみてください。
鍾乳洞はひんやりしていて、1年を通して8度ほどです。
真夏でも少し涼しい気温ですね。
ガイドさんは付かないので、観光客だけで見て回れます。
この「権現の窟」は、約10色にライトアップされているので、岩を滴り落ちる水がカラフルに移り行く姿を楽しむことができます。
ここでは、洞窟の無事と安全を願って、蔵王権現と役の行者が祀られています。
洞窟内は、一部天井が低い場所もあるので、注意してくださいね。
住所
〒638-0431 奈良県吉野郡天川村洞川673−89
入洞料 | 大人:450 小人:200円 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
トロッコ料金(往復) | 大人:500円 小人:300円※4歳未満は無料 |
関西の秘境の温泉地「天川村」
以上、天川村のご紹介でした。
アクセスも比較的よく、近鉄市口駅から直通バスが出ているので、1時間程度で到着できます。
奈良公園や東大寺を観光した後に行くのもいいかもしれませんね。
夜になると星が大変キレイに見えるので、星空観測もおすすめです。
関西にお越しの際は、ぜひ訪れてみてください!
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